Baum-Kuchen Studioとトラベラーズカンパニーのコラボノートに綴る「死ぬ前にやりたいこと」、そして唐突に外国語学習に対する思いについて
みなさんこんにちは。久しぶりの更新なので訳のわからないタイトルですみません。
このブログの更新もだいぶ時間が空いてしまいましたが、ブログ更新が滞っていた間も、「勉強用トラベラーズノート」などの キーワードで辿り着いて読んでくださっている方が結構いらっしゃるようでした。またそちら関連の記事も書いていけたらなと思います。
さて、記事のタイトルにもあるように、先日発売されたトラベラーズファクトリーと、10年に渡りアメリカ・カリフォルニアにてトラベラーズノート を販売している文房具デザインブランドのBaum-kuchen studioのコラボノートを購入しました。
トモエリバーのクリーム色って、少なくとも(私が知る限りではなのであるかもしれませんが)トラベラーズノート には存在しなかったのではないでしょうか。
128ページたっぷり書き込める軽量紙リフィルで、万年筆のインクとも相性バッチリなクリーム色、待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。
私のトラベラーズノート は黒なので、黒とグレーの組み合わせはもちろんクールに決まりましたが、個人的にはブルーエディションとクリーム色の組み合わせも絶妙なのではないかと思っています。
さてこのノート、グリッドが入っているので、箇条書きにぴったりです。
コロナ禍で自分の人生について改めて考える方も多いと聞く中、多分に漏れずわたしもその一人です。
そしてちょうど最近、これからの人生でやりたいことをリストにして、何十代までにそれを達成したいのか、そのためにはいつどのような行動を取る必要があるのか、ノートに書き出してみるということを、やった方がいいかもしれないね、と夫と話をしたところでした。
わたしは今27歳と半年です。30歳になるまでに、例えば子供を持ったらできなくなりそうなこと(全くできなくなることってそうそうないと思うのですが、後回しにしてしまいそうなことも含め)、あと2年半の間にやっておきたいこと。色々と思いをはせました。
箇条書きの準備はこんな感じです。
(完全に個人的な趣味なのですが、外国の大学生がよく使っているような、紙が薄くてペラペラなノートで、青いインクで罫線が入っていて、左側に縦方向に赤いラインが一本引いてあるノートがすごく好きです。青いインク罫線のノートは都合よく見つからないのですが(キャンパスノートのようにきっちりきれいに印刷されているのではなくて、薄いインクでかすれ目に印刷されているのが理想です。)、朱色の鉛筆で左に線を引いて、そこに日付スタンプを押すと、その理想に一歩近づいた気がします...)
今の仕事は大嫌いなわけではないけれど、一生やっていくのは違うな、いつかは違うことをしたいな、と思いながら、「そのいつかっていつなのだろう」とふと考えます。
きっとこのままだと、惰性で時間が過ぎて行ってしまう。
仕事を変える、といった、大きなことについていきなり決断や具体的な行動をとることはできなくても、何かもう少し小さなことに取り組むことで、新しい刺激や出会い、気付きを得て、それが変化のきっかけになることを期待します。
これからの2年半で(兎にも角にも)達成したいこと
・仏検1級に合格する。
とりあえず今のわたしの頭に即浮かぶのはこの一つです。
フランス語はわたしにとって大学から始めた言語です。
今は準1級をもっているだけ、DELF/DALFもとっていない、卒業以来ほとんど関わりはありませんが、死ぬ時のことを想像して、達成していなかったらとても後悔すると今の時点でわかっているのは、英語の他にもう1言語を深く学び、自己表現の手段の一つにするというものです。
なんで自分が外国語をそんなに身に付けたいのかは、その理由は考えても考えてもうまく言葉にはできません。
学生の時は、いつか自分はフランス語圏で仕事をするんだ/滞在するんだ/フランス語を活用する時間をたくさん持つようになる、etc.その語学と深く関わり続ける自分を想像しながら勉強していました。
そのことを疑わないからモチベーションも続いたし、自分が今上達するスピードで、大学を卒業した後も成長を続け、社会人数年目になる頃には、立派なその言語の使い手になることを信じて疑わなかった。
でも今は違います。
フランス語との関わりは、一切ありません。
英語は日常的に仕事で使います。上達しているかはわからないけれど、学生時代には経験できなかったような、仕事の分野に特化した内容について様々に表現できるようになったと思います。
でもわたしが使いたい外国語は、英語「だけ」ではない。
英語圏から入ってくる情報は多いです。英語がわかれば、日本語の情報源から得る情報量と比べて、利用できる情報が格段に増えます。コミュニケーションが取れる人の数も激増します。
でも、英語がわかるだけでは入手できない情報や、触れられない価値観も、世界にはたくさん存在します。
もちろん英語とフランス語がわかっただけでも、全ての情報や価値観には触れられません。
でもわたしが吸収できる量だって決まっているので、わたしはフランス語を一つ、英語以外の外国語として、選択しました。
「なんでそんなに外国語をやりたいの?なんでそんなに海外に行きたいの?」
その質問にはまだうまく答えられません。その質問になんとか最もらしい答えを探そうと言葉を重ねるほど、空虚に聞こえてきます。
誰のことも納得させなくていいのなら、こう答えます。
「純粋に、使っていてとても楽しいと感じるからです。」
それでもやっぱり自分のことをもっと知りたいから、もっとうまく表現できるようになりたいから、もっとちゃんと伝えたいから、そして他人にメッセージを伝えるには、言葉でしか正確には伝えられないから、
今日も真っ黒なトラベラーズノートにぐるぐると回る思いを徒然と書き連ねるのです。
では、また。